- 火山の状況に関する解説情報
2015年8月27日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
- 札幌管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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雌阿寒岳では、火山活動が活発な状態で経過しています。
7月26日からポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする、身体には感じない程度の微小な火山性地震が多い状態が続いています。
また、ポンマチネシリ火口付近では、地熱域が拡大し噴気の勢いが増加しているのが認められています。
全磁力連続観測によると、ポンマチネシリ96-1火口近傍の地下では、2015年3月中旬以降熱活動が活発化している可能性があります。
7月26日以降の火山性地震の発生回数(速報値)は以下のとおりです。
火山性地震
7月26日から31日 482回
8月 1日から 7日 188回
8日から14日 254回
15日から21日 90回
22日 4回
23日 4回
24日 5回
25日 3回
26日 3回
27日(15時まで) 2回
本日(27日)のポンマチネシリ96-1火口の噴煙の高さは火口縁上200m以下で、特段の変化は認められません。
火山性微動は観測されていません。また、地殻変動観測では特段の変化はみられません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
雌阿寒岳
- 防災上の注意事項など
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ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、ごく小さな噴火に伴う弾
道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意
してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、28日(金)16時頃に発表の予定
です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。