- 火山の状況に関する解説情報
2016年2月7日 20時40分現在
-
<噴火予報(活火山であることに留意)が継続>
えびの高原(硫黄山)周辺では、火山性微動が発生し火山活動がやや高ま
っています。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
-
えびの高原(硫黄山)周辺では、本日(7日)19時06分頃に継続時間が5分程度の振幅の小さな火山性微動が発生しました。この周辺で火山性微動が発生したのは1月2日以来です。火山性微動の発生に伴い、傾斜計で硫黄山の北西方向がわずかに隆起するような変動が観測されました。
また、火山性微動発生後に火山性地震が、本日20時までに4回発生しました。
遠望観測では弱い噴気を観測していますが、火山性微動の発生前後で特段の変化はありませんでした。
2月1日以降の火山性地震の発生状況は以下の通りです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
2月 1日 1回
2日 1回
3日 2回
4日 0回
5日 2回
6日 1回
7日20時まで 4回
明日、えびの高原(硫黄山)周辺の現地調査を実施予定です。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
-
<活火山であることに留意>
霧島山
- 防災上の注意事項など
-
活火山であることから、規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性がありますので、留意してください。
- 次回発表予定日時
-
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。