- 火山の状況に関する解説情報
2016年2月8日 16時20分現在
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<噴火予報(活火山であることに留意)が継続>
えびの高原(硫黄山)周辺では、火山性微動が発生し火山活動がやや高ま
っています。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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えびの高原(硫黄山)周辺では、昨日(7日)19時06分頃に継続時間が5分程度の振幅の小さな火山性微動が発生しました。火山性微動発生後に火山性地震が一時的に増加し、7日は8回発生しました。
また、本日(8日)12時51分頃にも、継続時間が2分程度の振幅の小さな火山性微動が発生しました。本日は15時まで火山性地震は観測されていません。
これらの火山性微動の発生に伴い、硫黄山の北西方向がわずかに隆起するような変動が観測されました。
遠望観測では弱い噴気を観測していますが、火山性微動の発生前後で特段の変化はありませんでした。
本日、実施した現地調査では、硫黄山の火口内の南西側と火口南側斜面(山頂付近)で、噴気が高さ5mから10m上がっていることを確認しました。赤外熱映像装置による観測では、火口内の南西側と火口南側斜面の熱異常域がわずかに拡大しているのを確認しました。また、硫黄山周辺ではこれまでの調査に引き続き、明らかに感じる程度の硫化水素臭を確認しました。
2月1日以降の火山性地震の発生状況は以下の通りです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
2月 1日 1回
2日 1回
3日 2回
4日 0回
5日 2回
6日 1回
7日 8回
8日15時まで 0回
明日も、えびの高原(硫黄山)周辺の現地調査を実施予定です。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<活火山であることに留意>
霧島山
- 防災上の注意事項など
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活火山であることから、規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性がありますので、留意してください。
- 次回発表予定日時
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火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。