象潟地震(文化元年)
文化元年6月4日(1804年7月10日)22時頃、秋田県の鳥海山麓を震源とする推定マグニチュード7.0の象潟地震が発生した。象潟は、この地震前は鳥海山の山体崩壊による堆積物によって浅い入江とその上に浮かぶ多数の小島によって構成されていたが、この地震で一帯は2m以上隆起し陸化した。
この地震による死者は333人、家屋の倒壊は5,000棟以上に及んだ。
参考資料
- 気象庁「鳥海山 有史以降の火山活動」
- 東京大学地震研究所「文化元年(1804年)象潟地震の震度および津波調査」