南関東局地豪雨(2005年)
2005年(平成17年)9月4日から翌5日にかけて、東京都23区西部を中心に「南関東局地豪雨」や「杉並豪雨」とも呼ばれる局地的な豪雨が発生した。
西日本通過中の台風14号により、関東地方でも大気の状態が不安定となり、神田川とその支流流域で4日夜から翌5日未明にかけて局地的豪雨となった。杉並区下井草では、4日21時50分までの1時間で112mm、総雨量263mmの降水量を観測し、貯水量240,000トンの環七地下調整池も約1時間で満杯となった。
この大雨で、杉並区を中心に都内で5,000棟を超える浸水被害が発生した。