明応地震

 室町時代(戦国時代)の明応7年8月25日(1498年9月20日)8時00分頃、推定マグニチュード8.6の明応地震が発生した。複数の地震が相次いで発生したとされるが、被害の記録から、南海トラフを原因とする東海、東南海、南海の3つの地震がほぼ同時に起こる三連動地震とされている。

 揺れの記録は会津から京都まで広範囲に及び、東海道一帯では地震の発生とともに大規模な津波が発生した。現在は海とつながった汽水湖となっている浜名湖は、もともと淡水湖であったものが、この明応地震の津波によって湖と太平洋を隔てる陸地が決壊して現在のような姿となった。

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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