北海道東方沖地震

 1994年(平成6年)10月4日22時23分頃、北海道東方沖でM8.1の地震が発生し、釧路市と厚岸町で震度6を観測した。札幌管区気象台は22時28分に津波警報を発表し、根室市花咲港の173cm、釧路の97cmをはじめ、小笠原諸島の父島でも81cmの津波を観測するなど、北海道の太平洋沿岸及びオホーツク海沿岸のみならず、広範囲で津波を観測した。

 北海道内だけでも負傷者435人、4,586棟の家屋が被害を受けた。また北方領土の択捉島では、死者9人、行方不明者2人など多数の被害が発生した。

参考資料

  • 中村浩二・荒井賢一「北海道東方沖地震時にオホーツク海沿岸で観測された津波(地震 1995年第2号)」
  • 国立天文台『理科年表 平成28年』(丸善出版)

災害カレンダー

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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