能代大火(1949年)
1949年(昭和24年)2月20日0時35分頃、秋田県能代市浜通町で火災が発生し、市街地の多くが消失、この大火は「能代大火」と呼ばれている。
ストーブの残火の不始末が原因で、前日夕方から強く吹いていた西風の影響で火の手が広がり、7時間以上燃え続けた。住宅街、官公庁、商店、木材工場など、当時の能代の心臓部といわれる地区の約3割を焼失し、死者3人、負傷者874人、住家1,296戸、非住家942棟を全焼する被害を出した。損害額は現在の金額に換算すると230億円以上と言われている。
能代市ではこの日を「昭和24年大火の日」とし、毎年訓練などの防火行事を行っている。