アイスランド・エイヤフィヤトラヨークトル火山噴火(2010年)
2010年4月14日、アイスランド南部に位置するエイヤフィヤトラ氷河に覆われたエイヤフィヤトラヨークトル火山で噴火が発生した。噴煙は上空9,000mに達し、西もしくは北西からの風が吹いていたため、火山灰が欧州各国に流れ、約30カ国の空港を一時閉鎖に追い込んだ。
この混乱は約1カ月にわたって続き、延べ100,000便の航空ダイヤが乱れ、利用客約8,000,000人に影響を与えた。この欧州広域での空域閉鎖は、第二次世界大戦以降で最大規模とも言われている。