中国・四川大地震(2008年)
現地時間2008年5月12日14時28分頃、中国中西部にある四川省の汶川県付近を震源とするマグニチュード8.0の大地震が発生した。死者・行方不明者90,000人以上、負傷者370,000人以上、家屋損壊4,000,000棟以上の被害を出した。また、地すべりなどの土砂災害も広い範囲で発生、被災地域は日本の国土面積の4分の1に当たる約100,000平米に及ぶ。
病院や学校の多くが地震に弱い構造であったことや、防災意識が低く、避難訓練などが全く行われていなかったことが死傷者拡大の原因となった。
参考資料
- 矢守克也「災害年報 中国・四川大地震」(人と防災未来センター「減災」)