七夕豪雨(1974年)
奥畑川の増水で護岸が流失、道路が半分削り取られた(洲本市国出付近):兵庫県南西部と淡路島で200~300mmの雨が降り、家島町では6日22時から7日2時までの4時間に196mm、津名郡一宮町の郡家では7日1時から4時までの3時間に190mmの記録的な集中豪雨があった。これらの地域では、6月末からの連日の降雨で地盤がゆるみ、河川が増水しているところにこの豪雨が降ったため、大きな水害が発生した。
提供:兵庫県CGハザードマップ
1974年(昭和49年)7月7日、台風8号の刺激を受けて梅雨前線が活発化、「七夕豪雨」と呼ばれる大雨になり、27人が死亡、浸水・損壊家屋は26,000棟以上にのぼった。
特に静岡県で大雨となり、静岡市では8日9時までの24時間雨量が史上最大の508mmに達し、市内を流れる巴川や安倍川などが氾濫したり、土砂崩れが多発するなどの被害が出た。