熊本県水俣市土石流災害(2003年)
土石流発生域の崩壊垂直写真:土石流の発生源となった馬蹄形の崩壊地の拡大画像。崩壊地内部には、巨レキを含む土砂が堆積しているが、一部樹木が直立しているものもみられる。右が北、左が下流。(2003年7月21日撮影)
提供:アジア航測(株)
2003年(平成15年)7月20日4時15分頃、熊本県水俣市で土石流災害が発生した。活発な梅雨前線の影響で、水俣市では県設置の雨量計で1時間雨量121mmの猛烈な雨となり、市内2カ所で大規模な土石流が発生、19人が死亡、7人が負傷した。
避難勧告の発令は土石流災害の発生後であった。