台風20号は、21日（月）午後6時、四国沖で温帯低気圧に変わりました。

18日（金）にフィリピンの東で発生した台風20号「ノグリー」は、発達しながら北上を続け、19日（土）には沖縄の南で強い勢力となりました。その後も沖縄の南を北東に進み、21日（月）午後6時に四国沖で低気圧に変わりました。

この温帯低気圧は前線を伴って、22日（火）夜遅くにかけて西日本から東日本の太平洋側を北東に進み、23日（水）未明には三陸沖に進むでしょう。

そのため21日夜から22日は、西日本から東日本の太平洋側を中心に非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降って大雨となる所がある見込みです。
大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。
また、22日にかけて西日本から東北では強風や高波にも注意が必要です。

台風15号や19号で被害の大きかった地域では、普段では災害が起きないような雨量でも洪水の危険度が高まるおそれがありますので、警戒してください。