- 火山の状況に関する解説情報
2017年9月20日 16時00分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
秋田駒ヶ岳で9月14日に地震が増加しましたので、その後の活動状況についてお知らせします。
- 仙台管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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秋田駒ヶ岳では、14日に火山性地震を227回観測しました。同日15時以降は少ない状況で経過しています。
本日(20日)は15時までに火山性地震を2回観測しました。
14日からの火山性地震の発生回数は以下のとおりです(速報値)。
14日 00時から24時 227回
15日 00時から24時 3回
16日 00時から24時 1回
17日 00時から24時 0回
18日 00時から24時 0回
19日 00時から24時 0回
20日 00時から15時 2回
火山性微動は観測されず、地殻変動にも変化はみられません。
東北地方整備局が設置している監視カメラによる観測では、本日、女岳(めだけ)で10mの高さの噴気を観測していますが、これまでと比較して特段の変化はみられません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
秋田駒ヶ岳
- 防災上の注意事項など
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14日に地震回数が急激に増加しました。その後少ない状況で経過していますが、当面は火山活動の状況に注意が必要です。
山に立ち入る際には、最新の火山情報を確認してください。異常を感じたら、ただちに下山するなどの行動をとってください。
また、女岳周辺では噴気活動がみられますので注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、21日(木)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。