- 火山の状況に関する解説情報
2018年4月16日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
4月9日から4月16日15時までの浅間山の活動状況をお知らせします。
- 気象庁地震火山部 発表
- 火山の活動状況など
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今期間、噴煙の状況は、火口縁上概ね300メートル以下で推移しています。
2015年4月下旬頃から増加している山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震は、今期間やや多い状態で経過しています。振幅の小さな、継続時間の短い火山性微動が時々発生しています。
火山性地震、火山性微動の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
4月 9日 63回 3回
10日 67回 4回
11日 107回 7回
12日 48回 0回
13日 45回 4回
14日 63回 4回
15日 64回 5回
16日(15時まで) 47回 2回
前号(第30号)の火山性微動の発生回数に誤りがありました。11日1回を7回、12日7回を0回に訂正いたします。
山頂の南南西にある塩野山の傾斜計でみられている北または北西上がりのわずかな変化は鈍化しています。
火山活動はやや活発な状態で経過しています。今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
浅間山
- 防災上の注意事項など
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火口から概ね2キロメートルの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、20日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。