- 火山の状況に関する解説情報
2018年7月20日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
7月16日から7月20日15時までの浅間山の活動状況をお知らせします。
- 気象庁地震火山部 発表
- 火山の活動状況など
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今期間、噴煙の状況は、火口縁上概ね300m以下で推移しています。18日夜間に高感度のカメラで、山頂火口の微弱な火映を観測しており、火口底の温度が上昇している可能性があります。微弱な火映を観測したのは、2017年12月23日以来です。
山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震は、今期間やや少ない状態で経過していますが、振幅の大きな地震がときどき発生しています。
火山性地震、火山性微動の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
7月 16日 31回 3回
17日 26回 0回
18日 22回 1回
19日 21回 1回
20日(15時まで) 13回 0回
山頂の南南西にある塩野山の傾斜計でみられていた山頂の西側の膨張を示す緩やかな変化は、ほぼ停滞しています。
火山活動はやや活発な状態で経過しています。今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
浅間山
- 防災上の注意事項など
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火口から概ね2kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、23日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。