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火山の状況に関する解説情報 2019年8月26日 16時50分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
気象庁地震火山部 発表
火山の活動状況など
 浅間山では、25日19時28分の噴火以降、新たな噴火は発生していません。
 本日(26日)、機動観測班が実施した降灰調査では、浅間山の東側約4kmの長野県軽井沢町で25日の噴火によるごくわずかな降灰が確認されました。また、本日実施した火山ガス観測では、二酸化硫黄の放出量が1日あたり400トン(前回噴火直後の8月8日は300トン)とやや少ない状態でした。 
 山体浅部を震源とする地震は、少ない状態です。
 噴煙は白色で、火口縁上概ね200m以下で推移しています。

8月7日以降、小噴火を繰り返しており、今後も同程度の噴火が発生する可能性がありますので、しばらくの間は火山活動の推移に注意する必要があります。
 なお、深部からのマグマ上昇を示す山体深部を震源とする地震の増加や地殻変動は観測されていないことから、中噴火が発生する可能性は低いと考えられます。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 浅間山
防災上の注意事項など
 山頂火口から概ね2kmの範囲では、引き続き弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、30日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。