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火山の状況に関する解説情報 2019年11月1日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
気象庁地震火山部 発表
火山の活動状況など
 浅間山では、8月26日以降、噴火は発生していません。
 10月30日に実施した火山ガス観測では、二酸化硫黄の放出量は1日あたり100トン(前回10月28日100トン)とやや少ない状態でした。噴煙の状況は、白色噴煙が火口縁上400m以下で推移しています。
 山体浅部を震源とする低周波地震、やや高周波の地震、及び火口周辺の微小な地震は少ない状態が続いています。しかし、今後、やや高周波の地震や火口周辺の微小な地震が再び増加し、小噴火が発生する可能性も考えられますので、しばらくの間は火山活動の推移に注意する必要があります。
 なお、深部からのマグマ上昇を示す地震の増加や地殻変動は観測されていないことから、中噴火が発生する可能性は低いと考えられます。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 浅間山
防災上の注意事項など
 山頂火口から概ね2kmの範囲では、引き続き弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。