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火山の状況に関する解説情報 2021年7月5日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 山頂火口から概ね2kmの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒してください。
気象庁 発表
火山の活動状況など
 浅間山では、山体浅部を震源とする火山性地震が増減を繰り返しながら引き続き発生しています。
 3月中旬からみられていた浅間山の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、4月下旬頃にはほぼ停滞し、その後、塩野山観測点の東西成分で5月中旬頃から再びわずかな西上がりの変動がみられていましたが、現在はほぼ停滞しています。
 噴煙の状況には、特段の変化は認められていません。白色の噴煙が火口縁上400m以下で推移しています。
 火山活動に低下を示す傾向がみられますが、火山活動が高まる前の3月上旬以前の状態には戻っていないと考えられます。再び火山活動が高まり、小噴火が発生する可能性も考えられますので、しばらくの間は火山活動の推移に注意する必要があります。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 浅間山
防災上の注意事項など
 山頂火口から概ね2kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。