- 火山の状況に関する解説情報
2019年12月16日 15時20分現在
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<火口周辺警報(入山危険)が継続>
西之島で噴火が引き続き確認されました。
- 気象庁地震火山部 発表
- 火山の活動状況など
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海上保安庁が昨日(15日)12時頃に実施した上空からの観測によると、火砕丘の北側山腹に新たな火口が開き、溶岩が北西に流れ、海に達していることが確認されました。
火砕丘の東側火口からの溶岩の流出は継続していました。山頂火口では、数秒間隔で赤熱した大きな噴石が火口から上空約300メートルまで噴き上げられ、麓まで飛散しているのが確認されました。
気象衛星ひまわりの観測によると、西之島付近で周囲に比べて温度の高い領域が引き続き認められています。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<入山危険>
西之島
- 防災上の注意事項など
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山頂火口から概ね2.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や溶岩流に警戒してください。
- 次回発表予定日時
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火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。