- 火山の状況に関する解説情報
2017年5月1日 12時00分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加しています。また、孤
立型微動が多い状態となっています。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、今年に入ってから概ね1000トン以下とやや少ない状態が続いていましたが、4月28日と30日に実施した現地調査では、1日あたり1600トンから1700トンと増加し、やや多い状態となっています。
火山性微動の振幅は、小さな状態で経過していますが、4月27日から孤立型微動の回数が増加しています。また、火山性地震の回数は多い状態で経過しています。
4月27日以降の火山性地震、孤立型微動の発生状況は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 孤立型微動
4月27日 170回 167回
28日 310回 632回
29日 220回 778回
30日 86回 225回
5月 1日11時まで 104回 69回
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
本日(5月1日)、気象庁機動調査班(JMA-MOT)を阿蘇山に派遣し、現地調査を実施します。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
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火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが、火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意して下さい。
今後の火山活動の情報に注意してください。