- 火山の状況に関する解説情報
2017年5月11日 17時45分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山の火山活動は低下しました。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、4月28日以降、1600トンから1700トンとやや多い状態で経過していましたが、5月8日および本日(11日)実施した現地調査では、700トン、1000トンと減少し、以前の状態に戻りました。
孤立型微動の回数は、4月27日から29日にかけて増加しましたが、その後は次第に減少し、5月4日以降は少ない状態で経過しています。火山性地震の回数は、概ね多い状態でした。火山性微動の振幅は小さな状態で経過しています。
また、本日実施した現地調査では、前回(5月1日)に引き続き、中岳第一火口内に緑色の湯だまりを確認しました。湯だまりの表面温度は約42度で、湯だまり量は中岳第一火口底の約10割でした。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
以上のように、阿蘇山の火山活動は低下しました。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
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火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが、火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
- 次回発表予定日時
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火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。