- 火山の状況に関する解説情報
2018年3月31日 16時00分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山では、孤立型微動の多い状態が続いています。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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孤立型微動は、2月までは1日あたり50回前後発生していましたが、3月1日以降増加し、4日には1049回発生しました。その後、10日以降も1日あたり200回から400回程度と、依然として多い状態が続いています。
火山性地震は少ない状態、火山性微動の振幅は小さい状態で経過しています。
3月27日からの火山性地震の回数、孤立型微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 孤立型微動
3月27日 45回 315回
28日 18回 344回
29日 28回 296回
30日 17回 332回
31日15時まで 22回 196回
中岳第一火口では、本日(31日)、白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
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火口内で土砂や火山灰が噴出し、火口縁に影響を及ぼす可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、4月1日(日)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。