- 火山の状況に関する解説情報
2019年3月6日 16時20分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が概ねやや多く、火山性微動の振幅が変動を繰り返していますので、今後の火山活動に注意してください。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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火山性微動の振幅は、一時的にやや大きくなるなど変動を繰り返しています。
3月5日に実施した現地調査では、中岳第一火口で前回(2月26日)と同様に緑色の湯だまりを確認しました。湯だまり量は中岳第一火口底の9割でした。赤外熱映像装置による観測では、湯だまり表面の最高温度は約77℃で、前回(2月26日、約78℃)と比較して特段の変化はありませんでした。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2月以降、1日あたり800トンから2200トンと増減を繰り返し、概ねやや多い状態が続いています。
孤立型微動、火山性地震は多い状態で経過しています。
3月4日から本日(6日)15時までの期間、白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました 。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
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火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが、火口内で土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
地元自治体等が行う立ち入り規制等に留意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。