- 火山の状況に関する解説情報
2019年5月10日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
中岳第一火口では、昨日(9日)12時11分にごく小規模な噴火が発生しました。中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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中岳第一火口では、9日12時11分にごく小規模な噴火が発生し、噴煙は火口縁上900mまで上がりました。また、期間を通して、夜間に高感度の草千里監視カメラで火映を観測しました。
本日(10日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が、1日あたり3600トンと非常に多い状態が続いています。
火山性微動の振幅は、小さな状態で経過しています。
孤立型微動、火山性地震は、引き続き多い状態で経過しています。
GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線で、わずかな伸びの傾向が認められます。
火山活動が高まっていますので、中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
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中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、13日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。