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火山の状況に関する解説情報 2020年5月17日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 阿蘇山では、昨日(16日)06時頃から火山性微動の振幅が次第に大きくなっていましたが、昨日12時頃からは小さい状態で経過しています。
福岡管区気象台 発表
火山の活動状況など
 火山性微動の振幅は、昨日06時頃から、阿蘇中岳西山腹観測点南北動の1分間平均振幅が3.0マイクロメートル毎秒を超え、さらに大きくなりましたが、昨日12時頃からは小さい状態で経過しています。
 
 本日(17日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり1300トンとやや多い状態でした。
 
 中岳第一火口では、本日15時現在も噴火が継続しています。15日以降、噴煙が最高で火口縁上600mまで上がりました。
 
 現在も噴火活動が継続しています。今後の火山情報に注意してください。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 阿蘇山
防災上の注意事項など
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次回発表予定日時
 今回の火山活動の状況の変化に伴い発表していた一連の火山の状況に関する解説情報(臨時)の発表はこれで終了します。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。