- 火山の状況に関する解説情報
2020年7月20日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
阿蘇山では、15日11時頃から火山性微動の振幅が時々やや大きくなりましたが、17日07時頃からは振幅が小さい状態で推移しています。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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阿蘇山では、火山性微動の振幅が中岳西山腹観測点南北動の1分間平均振幅で、15日11時頃から時々1.5マイクロメートル毎秒を超えていました。17日07時頃から1分間平均振幅は低下しており、約0.5マイクロメートル毎秒で推移しています。
中岳第一火口では17日以降、白色の噴煙が最高で火口縁上1000mまで上がりました。
本日(20日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり600トンとやや少ない状態でした。
GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線の伸びは停滞しています。
阿蘇山では、噴火が停止し火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も減少していますが、火山性微動の振幅は一時的に増大することがあります。今後の火山情報に注意してください。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
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中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、24日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。