- 火山の状況に関する解説情報
2019年6月21日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
6月17日から6月21日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々発生しました。
11日05時頃からのわずかな山体の膨張は11日以降の噴火により概ね解消されたとみられます。
一方、GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びは停滞していますが、長期にわたり供給されたマグマが蓄積された状態です。そのため、今後も小規模な噴火が発生するおそれがあります。
火山性地震は17日に一時的に増加しました。また、噴火に伴う火山性微動が時々発生しました。
6月17日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 爆発
6月17日 43回 29回 0回
18日 8回 7回 0回
19日 13回 16回 0回
20日 12回 0回 0回
21日15時まで 0回 0回 0回
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル3(入山規制)>
桜島
- 防災上の注意事項など
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南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、24日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。