- 火山の状況に関する解説情報
2018年3月19日 9時45分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
薩摩硫黄島では、本日(19日)火山性地震が増加し09時現在で36回と多い状態となっています。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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薩摩硫黄島では、本日(19日)03時頃から振幅の小さな火山性地震が増加し、09時まで36回と多い状態となっています。また、16日には振幅が小さく継続時間の短い火山性微動が1回観測されています。
3月15日からの火山性地震及び火山性微動の回数(速報値)は以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
3月15日 12回 0回
16日 14回 1回
17日 8回 0回
18日 11回 0回
19日(09時まで) 36回 0回
遠望観測では、噴煙の状況は雲のため不明です。高感度の監視カメラでは2月9日から火映現象が観測されており、熱活動が高まっている可能性があります。
今後の火山活動の推移に注意してください。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
薩摩硫黄島
- 防災上の注意事項など
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活火山であることから、火口内では火山灰等が噴出する可能性があります。
また、火口付近では火山ガスに注意してください。なお、地元自治体が実施している立入規制等に留意してください。
- 次回発表予定日時
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火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。