- 火山の状況に関する解説情報
2018年3月25日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
薩摩硫黄島では、22日に火山性地震が増加しましたが、23日以降は概ね少ない状態で経過しています。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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薩摩硫黄島では、振幅の小さな火山性地震が22日に93回発生し、多い状態となりました。23日以降は火山性地震は概ね少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
3月21日からの火山性地震及び火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
3月21日 24回 0回
22日 93回 0回
23日 25回 0回
24日 6回 0回
25日15時まで 7回 0回
24日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり600トン(前回2017年7月23日、1000トン)でやや少ない状態でした。
遠望観測では、本日(25日)、白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。また、高感度の監視カメラでは2月以降時々火映現象が観測されており、熱活動が高まっていると考えられます。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
薩摩硫黄島
- 防災上の注意事項など
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火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスにも注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、26日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。