- 噴火警報・予報
2018年4月27日 14時00分現在
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<薩摩硫黄島に噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意):警報解除を発表>
薩摩硫黄島では地震活動が低下し、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引下げ>
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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薩摩硫黄島では、火山性地震が3月19日及び22日に93回発生するなど一時的に増加しましたが、その後は減少し、日回数は概ね10回以下で経過しました。3月16日に振幅が小さく継続時間が短い火山性微動が発生しましたが、その後は観測されていません。
4月25日及び26日に実施した現地調査では、前回(3月24日及び25日)と比較して、わずかな熱異常域の広がりを確認しましたが、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり300トン(前回3月24日、600トン)でやや少ない状態でした。
GNSS連続観測などその他の観測データでは、火山活動に伴う特段の変化は認められませんでした。
以上のように、薩摩硫黄島の火山活動は低下しており、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。
なお、定期的に発表していた火山の状況に関する解説情報は終了します。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
薩摩硫黄島
- 対象市区町村など
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鹿児島県三島村
- 防災上の注意事項など
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活火山であることから、火口内では火山灰等が噴出する可能性があります。
また、火口付近では火山ガスに注意してください。なお、地元自治体が実施している立入規制等に留意してください。
- 補足情報
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**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮
者の避難等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)