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火山の状況に関する解説情報 2019年11月8日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 薩摩硫黄島では、硫黄岳火口から概ね1kmの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 硫黄岳火口で、11月2日17時35分に噴火が発生しました。その後、噴火は発生していません。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しており、火山性微動は観測されていません。
 
 5日から7日にかけて実施した現地調査では、硫黄岳の地熱域に特段の変化は認められませんでした。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり1300トンとやや多い状態でした。
 
 地殻変動観測では、火山活動に伴う変化はみられません。
 
 火山性地震、地殻変動に特段の変化はありませんが、当面の間、火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火に警戒してください。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 薩摩硫黄島
防災上の注意事項など
 火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスにも注意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。