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火山の状況に関する解説情報 2018年8月9日 16時50分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、昨日(8日)12時頃から21時頃にかけて火山性地震が増加しました。本日(9日)は少ない状態ですが、今後の火山情報に注意してください。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 口永良部島では、昨日(8日)12時頃から21時頃にかけて火山性地震が増加しました。その後、1回(9日15時まで)と少ない状態です。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、これまでやや多い状態で経過しています。
 
 8月6日からの火山性地震の回数及び火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

            地震回数 火山ガス(二酸化硫黄)
 8月6日        14回      500トン
   7日        13回      400トン
   8日        36回      400トン
   9日15時まで    1回      調査中

 火山活動がやや高まった状態となっています。このことから、本日(9日)から明日(10日)まで、気象庁機動調査班(JMA-MOT)として職員を派遣し、現地調査を実施しています。今後の火山情報に注意してください。 
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 口永良部島
防災上の注意事項など
 新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけではなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、10日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。