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火山の状況に関する解説情報 2018年12月14日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 口永良部島では、今後も噴火が発生する可能性があります。新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 新岳火口では、断続的に発生していた噴火が13日17時30分頃に停止しました。噴火は停止していますが、今後も噴火が発生する可能性があります。
 
 噴煙の高さは、12日から噴火が停止するまでは最高で火口縁上900mで、噴火が停止した以降、本日15時までは、白色の噴煙が火口縁上100m以下で推移しました。

 火山性地震と火山性微動は多い状態で経過していましたが、噴火が停止した以降、火山性地震は減少し、火山性微動は観測されていません。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、9日以降は400トン以下に減少しています。

 GNSS連続観測では、島内における長い基線においてみられていた緩やかな伸びが、11月以降、鈍化もしくは停滞したと考えられます。
 
 12月8日からの火山性地震、火山性微動の発生回数と東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁の観測による火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。いずれも速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動 火山ガス
                        (二酸化硫黄)
 12月 8日       44回   13回 1300トン
     9日       20回   15回  400トン
    10日        9回   18回    - 
    11日       12回   19回    - 
    12日       17回   22回    -
    13日       16回    7回  100トン
    14日15時まで   0回    0回  200トン
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、天候不良や観測条件が悪いなど観測値が得られなかった日は「-」としています。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル3(入山規制)> 口永良部島
防災上の注意事項など
 新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。