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火山の状況に関する解説情報 2019年1月17日 10時03分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 口永良部島では、本日(17日)09時19分に空振を伴う噴火が発生しました。今後も同規模の噴火が発生する可能性がありますので、新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 新岳火口では、本日(17日)09時19分に空振を伴う噴火が発生しました。噴煙は500m上昇し、雲に入りました。噴火は現在も継続しています。噴火に伴う火砕流は、新岳火口から南西側と北西側に約1.5km流下しましたが、前田集落には達していません。大きな噴石は、新岳火口から約1km飛散しました。
 
 火山性地震は多い状態で経過しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ねやや多い状態で経過していることから、今後も同規模の噴火が発生する可能性があります。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル3(入山規制)> 口永良部島
防災上の注意事項など
 新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次回発表予定日時
 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。