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火山の状況に関する解説情報 2021年7月30日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月23日から30日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 口永良部島では、火山性地震が概ね少ない状態で経過しています。震源は主に新岳火口付近の浅い所と推定されます。
 火山性微動は観測されていません。
 
 新岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上500mまで上がりました。

 27日及び28日に実施した現地調査では、引き続き、新岳火口西側割れ目付近で地熱域を確認しました。
 
 GNSS連続観測では、島内の基線でみられていた2019年10月頃からの島内の伸びは、2021年2月頃から縮みに転じています。
 
 新岳火口及び古岳付近での火山性地震は1日数回程度発生しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出も少ないながら続いています。
 これらのことから、引き続き火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生するおそれがあります。
 
 火山性地震の発生回数と火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。なお、これらの値は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
            火山性地震  火山ガス(二酸化硫黄)
  7月23日        1回       -
    24日        6回       -
    25日        5回       -
    26日        0回       -
    27日        1回       -
    28日        4回       -
    29日        1回       -
    30日15時まで   1回      30トン
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁の観測によるものです。天候不良や観測条件が悪いなど観測値が得られなかった日は「-」としています。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 口永良部島
防災上の注意事項など
 新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、8月6日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

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