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火山の状況に関する解説情報 2019年11月8日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 11月1日から8日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 諏訪之瀬島では、噴火活動が続いています。

 御岳(おたけ)火口では、5日及び7日にごく小規模な噴火が発生しました。灰白色の噴煙が最高で火口縁上900mまで上がりました。また、期間を通じて、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。

 3日13時19分に諏訪之瀬島付近を震源とする地震が発生し、諏訪之瀬島で震度1を観測しました。また、6日には火山性地震が110回発生するなど一時的に増加し、同日20時10分に震度2、20時11分に震度3を観測しました。これらの地震活動の前後で火山活動に特段の変化は認められませんでした。7日以降、火山性地震は少ない状態で経過しています。
 短期間に震度1以上が複数回発生した地震活動は、震度1以上を8回観測した2017年4月13日以来です。
 火山性微動は、10月30日以降、連続して発生しています。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 諏訪之瀬島
防災上の注意事項など
 御岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。