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火山の状況に関する解説情報 2020年5月29日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月22日から29日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 御岳(おたけ)火口では、期間中、爆発が5回発生し、爆発に伴う噴煙が最高で火口縁上700mまで上がりました。また、弾道を描いて飛散する大きな噴石は、最大で御岳火口から700mまで達しました。
 期間を通して、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は22日から24日にかけて発生しました。
 
 GNSS連続観測では、島内の基線で2019年12月頃からみられていたわずかな伸びが2020年3月頃から鈍化しています。
 
 諏訪之瀬島では長期にわたって噴火活動が続いています。火山活動に大きな変化は見られませんが、今後の火山の情報に留意してください。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 諏訪之瀬島
防災上の注意事項など
 御岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、6月5日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。