- 火山の状況に関する解説情報
2020年12月23日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
諏訪之瀬島の御岳(おたけ)火口では、21日から昨日(22日)にかけて爆発が断続的に発生しましたが、本日(23日)15時までは発生していません。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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諏訪之瀬島の御岳(おたけ)火口では、爆発が21日は89回、昨日(22日)は59回発生しました。本日(23日)も噴火活動は継続しているものの、15時までに爆発は発生していません。
昨日21時14分の爆発では、灰白色の噴煙が火口縁上1100mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石は火口から南東に800mまで達しました。本日15時までは、噴火に伴う噴煙が最高で火口縁上1200mまで上がりましたが、大きな噴石の飛散は観測されていません。
傾斜計やGNSS連続観測による地殻変動データに、大きな変化は見られていません。
今後も諏訪之瀬島では、御岳火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
諏訪之瀬島
- 防災上の注意事項など
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御岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、25日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。