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火山の状況に関する解説情報 2021年3月5日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 2月26日から3月5日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 御岳(おたけ)火口では、断続的に噴火が発生しています。3月2日から3日にかけて爆発が多発し、その後も時々爆発が発生しています。また、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で火口から600mまで達しました。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。

 十島村役場諏訪之瀬島出張所によると、同火口から南南西4kmの集落で、噴火に伴う降灰や鳴動が確認されています。

 御岳火口周辺を震源とする火山性地震は少ない状態でしたが、3月2日以降、やや多い状態で経過しました。火山性微動は断続的に発生しました。

 諏訪之瀬島では、3月2日以降は噴火活動が活発となっています。今後の火山情報に注意してください。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 諏訪之瀬島
防災上の注意事項など
 御岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、12日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。