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火山の状況に関する解説情報 2018年6月22日 9時37分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 本日(22日)、09時09分に新燃岳で爆発的噴火が発生しました。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 本日(22日)、09時09分に新燃岳で爆発的噴火が発生しました。噴煙は火口縁上2600mまで上がり、東に流れました。弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口の中心から1100mまで達しました。この噴火により宮崎地方気象台で身体にわずかに感じる程度の空振を観測しました。
 新燃岳で噴火が発生したのは2018年5月14日以来で、爆発的噴火が発生したのは4月5日以来です。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル3(入山規制)> 霧島山(新燃岳)
防災上の注意事項など
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様に爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。また、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
 なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
次回発表予定日時
 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。