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火山の状況に関する解説情報 2025年11月10日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 11月3日から10日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石などに警戒してください。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 新燃岳火口では、9月8日以降噴火は観測されていません。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、9月以降やや少ない状態で経過しています。新燃岳周辺で11月6日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり300トン(前回10月14日、200トン)でした。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口の噴煙は最高で火口縁上700mまで上がりました。新燃岳西側斜面の割れ目の噴気は最高で70mまで上がりました。
 
 新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は、多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 GNSS連続観測では、霧島山を挟む一部の基線で、2025年3月頃から霧島山深部の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められていましたが、7月上旬頃からは停滞しています。
 
 新燃岳では火山活動が高まった状態が継続しており、引き続き噴火が発生する可能性があります。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 霧島山(新燃岳)
防災上の注意事項など
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、14日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

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