- 火山の状況に関する解説情報
2017年5月12日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
11日に実施した現地調査の結果についてお知らせします。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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11日に実施した現地調査の結果についてお知らせします。
硫黄山火口周辺で引き続き噴気活動や大きな噴気音が認められました。赤外熱映像装置による観測では、硫黄山火口周辺で引き続き熱異常域を確認しました。
硫黄山西斜面の一部で、新たな熱異常域を確認しました。また、硫黄山周辺では引き続き、明らかに感じる程度の硫化水素臭を確認しました。
火口外には噴出物は確認されませんでした。
4月25日11時頃から硫黄山南西観測点の傾斜計では、硫黄山付近が隆起する傾斜変動が繰り返しみられています。
5月11日からの火山性地震、火山性微動の発生回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
5月11日 1回 0回
12日15時まで 1回 0回
監視カメラや現地調査では、長期的に熱異常域の拡大や噴気量の増加が認められます。
えびの高原(硫黄山)周辺では、火山活動が高まっており、今後、小規模な噴火が発生するおそれがあります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)
- 防災上の注意事項など
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えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、15日(月)16時頃に発表の予定
です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。