火山の状況に関する解説情報 2018年4月26日　19時30分現在

＜火口周辺警報（噴火警戒レベル3、入山規制）が継続＞
　本日（26日）18時15分頃に硫黄山の西側500m付近から発生したごく小規模な噴火は、18時26分頃まで継続しました。

福岡管区気象台　鹿児島地方気象台 発表

火山の活動状況など

　18時15分頃に硫黄山の西側500m付近から発生したごく小規模な噴火では、乳白色の噴煙が火孔より200m以上に上がり、18時26分頃まで継続しました。その後、白色の噴煙が勢いよく上がっています。
　噴火した火孔は、20日に確認された県道1号線付近の噴気域です。
　
　硫黄山の西側の火孔以外の噴気の状態には、特段の変化はありません。

噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など

＜レベル３（入山規制）＞ 霧島山（えびの高原（硫黄山）周辺）

防災上の注意事項など

　えびの高原の硫黄山から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
　風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石（火山れき）が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

次回発表予定日時

　火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。