- 火山の状況に関する解説情報
2019年12月6日 19時30分現在
-
<火口周辺警報(入山危険)が継続>
西之島で噴火および溶岩流が確認されました。山頂火口から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や溶岩流に警戒してください。
- 気象庁地震火山部 発表
- 火山の活動状況など
-
海上保安庁が6日13時頃に実施した上空からの観測によると、西之島の山頂火口および火砕丘の東側の火口からの噴火が確認されました。この噴火に伴い、山頂火口からは、断続的に薄い灰色の噴煙および噴石が火口縁上約200mまで上がり、火砕丘の東側の火口からは、断続的に噴煙や噴石が噴出し、溶岩流が海岸から約200mの地点まで到達しているのが確認されました。
気象衛星ひまわりの観測によると、西之島付近で周囲に比べて温度の高い領域が引き続き認められています。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
-
<入山危険>
西之島
- 防災上の注意事項など
-
山頂火口から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や溶岩流に警戒してください。
- 次回発表予定日時
-
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。