- 火山の状況に関する解説情報
2015年8月15日 9時25分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
【臨時】
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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桜島では、南岳直下付近で火山性地震が増加しています。
本日(15日)07時頃から南岳直下付近で振幅の小さな火山性地震が増加しています。この火山性地震はマグマなどの貫入により岩盤が破壊されるときに発生するもの考えられます。
大隅河川国道事務所の有村観測坑道に設置している傾斜計および伸縮計では、この地震増加に伴い山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されています。
これにより、2012年7月24日及び2013年8月18日以上の多量の火山灰を噴出する噴火が発生する可能性があります。今後の火山活動に注意してください。
本日7時からの火山性地震の回数(速報値)は以下のとおりです。
火山性地震
8月15日 07時から08時 5回
08時から09時 25回
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル3(入山規制)>
桜島
- 防災上の注意事項など
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昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
- 次回発表予定日時
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火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。