- 火山の状況に関する解説情報
2017年3月17日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
3月13日から3月17日15時までの桜島の活動状況をお知らせします
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- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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桜島では、噴火は観測されていません。
南岳山頂火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。
火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
3月13日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 爆発的噴火
3月13日 19回 0回 0回
14日 11回 0回 0回
15日 2回 0回 0回
16日 9回 0回 0回
17日15時まで 15回 0回 0回
GNSS連続観測によると、姶良カルデラの膨張を示す基線の伸びの傾向は、2016年11月頃から一部の基線で鈍化が認められるものの、継続しています。
桜島の噴火活動は2016年8月以降低下していますが、姶良カルデラの地下深部の膨張が継続していることから、火山活動が再び活発化する可能性があります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル3(入山規制)>
桜島
- 防災上の注意事項など
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昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、21日(火)16時頃に発表の予定
です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。