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火山の状況に関する解説情報 2016年2月26日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 新燃岳では、23日に火山性地震が増加しましたが、24日以降次第に減
少しており、更なる火山活動の高まりは認められません。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 新燃岳では、23日に火山性地震が増加し、158回発生しましたが、その後は次第に減少しています。火山性微動は観測されていません。

 傾斜計等の地殻変動観測データに特段の変化は認められません。
 
 遠望観測では、火口縁を越える噴煙は観測されていません。

 2月22日からの火山性地震、火山性微動の回数(速報値)は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

               火山性地震    火山性微動
   2月22日          0回       0回
     23日        158回       0回
     24日         52回       0回
     25日         11回       0回
     26日15時まで     2回       0回
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 霧島山(新燃岳)
防災上の注意事項など
 新燃岳では火口周辺に影響のある小規模な噴火が発生する可能性がありますので、新燃岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 降雨時には、泥流や土石流に注意してください。
次回発表予定日時
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。