- 火山の状況に関する解説情報
2017年12月6日 16時00分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
北海道駒ヶ岳では11月26日に規模の小さな地震がやや増加しましたが、27日以降は概ね少ない状態で経過しています。現地調査を含め、観測データに特段の変化はなく、現時点で火山活動が活発化する様子は認められません。
- 札幌管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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北海道駒ヶ岳では11月26日に山頂の浅い所を震源とする規模の小さな火山性地震がやや増加しましたが、27日以降は概ね少ない状態で経過しています。
これまで地震活動以外に特段の変化は認められていません。
12月5日に実施した現地調査では、昭和4年火口や明治火口の地熱域や噴気の状況に特段の変化はありませんでした。
以上のように、現時点で火山活動が活発化する様子は認められません。
火山性地震の発生回数は以下の通りです。
山麓観測点の地震回数 山頂観測点の地震回数
11月26日 4回 44回
11月27日 0回 1回
11月28日 0回 2回
11月29日 0回 0回
11月30日 0回 1回
12月 1日 0回 1回
12月 2日 0回 0回
12月 3日 0回 0回
12月 4日 0回 6回
12月 5日 0回 0回
12月 6日(15時まで) 0回* 0回*
*印は、精査の結果、後日変更することがあります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
北海道駒ヶ岳
- 防災上の注意事項など
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活火山であることから、規模の小さな噴出現象が発生する可能性がありますので留意してください。
11月26日の地震増加を受けて発表していた火山の状況に関する解説情報(臨時)はこれで終了します。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。