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火山の状況に関する解説情報 2017年9月29日 16時00分現在
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
秋田駒ヶ岳で9月14日に地震活動が一時的に活発化し、その後は低下していますが、当面は火山活動の状況に注意が必要です。
仙台管区気象台 発表
火山の活動状況など
 秋田駒ヶ岳では、14日に火山性地震を227回観測しましたが、翌日以降は少ない状況で経過しています。

前回の情報(25日)以降、火山性地震の回数(速報値を含む)は以下のとおりです。

 25日 0回
 26日 0回
 27日 0回
 28日 0回
 29日15時まで 2回

 火山性微動は観測されず、地殻変動にも変化はみられません。

26日から28日にかけて実施した現地調査では、女岳(めだけ)及びその周辺で噴気活動や地熱活動に特段の変化は認められませんでした。

 東北地方整備局が設置している監視カメラによる観測では、女岳における噴気の高さは20m以下で推移しており、これまでと比較して特段の変化はみられません。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル1(活火山であることに留意)> 秋田駒ヶ岳
防災上の注意事項など
14日に地震活動が一時的に活発化し、その後は低下していますが、当面
は火山活動の状況に注意が必要です。
山に立ち入る際には、最新の火山情報を確認してください。異常を感じた
ら、ただちに下山するなどの行動をとってください。
また、女岳周辺では噴気活動がみられますので注意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、10月2日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。